食事の味もわからなくなり辛い状態の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
女性 60代
胆管癌で食欲もなくなり、吐き気が酷く、肺に水が溜まっている状態で何とかしていきたいと来店されました。
何とか歩けるが、体はかなりしんどいようです。
食事も味がわからない状態で食べれない事もあるそうです。
低体温で眩暈、ふらつきが酷いそうです。
病院で薬をもらっているがもう飲みたくないそうです。
中国医学的に『気血両虚』『水飲停疎』の状態と考えられます。
その為、体力や免疫力を補っていく漢方、体に溜まっている不必要な水分を排泄していく漢方をお渡ししました。
2週間ほどして、今まで味がわからない状態でしたが味がわかるようになってこられました。
1か月ほどで肺の水も抜けて調子が良くなって来られております。
喉の乾燥が最近気になるようですので、喉の渇きを改善していく物に切り替えてお渡ししております。
体力や食欲が湧いてこられたため、体調を整えるのにお勧めの物をお渡ししております。
中国医学の考え方は、腫瘍は今まで生きてきた蓄積で自ら作られていきます。
毎日の食生活、ストレス、睡眠などいろんなことが原因になります。
同じ腫瘍でも場所、自覚症状、ステージによって必要となる物は一人ひとり違っていきます。
体力や免疫力が低下しすぎると、眩暈、ふらつき、食欲不振、吐き気などの症状が出やすくなります。
個人差はありますが、腫瘍の方でも漢方薬を飲まれて元気になられて予後は快適な生活を送られる方も多くいらっしゃいます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1